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新型コロナウイルス感染症特別利子補給制度の申請方法や手続きを徹底解説!

電卓を持つ女性

新型コロナウイルス感染症の影響を受け、融資や補助金に申し込んだ方も多くいらっしゃるでしょう。

なかでも、融資に申し込まれた場合、まだ経営の立て直しができない状況で「返済が難しい」「利子が増えていくのが辛い」といったケースも多いかと思います。

このたび、新型コロナウイルス感染症対策の融資に申し込んだ方に向けて、最長3年間の補助を受けることで実質無利子を実現する制度ができました。

まだまだ先行きが見えない状況ですので、この記事をぜひ参考にしていただければ幸いです。

新型コロナウイルス感染症特別利子補給制度とは?

考える女性

8月24日から、新型コロナウイルス感染症特別利子補給事業開始が発表されました。

新型コロナウイルス感染症特別利子補給事業について|中小機構

この制度は、以下の融資に対して利子の金額を一括して補助するものです。

  • 新型コロナウイルス感染症特別貸付
  • 生活衛生関係営業新型コロナウイルス感染症特別貸付
  • 小規模事業者経営改善資金(マル経)
  • 生活衛生関係営業経営改善資金特別貸付(衛経)
  • 危機対応融資

つまり、上記の融資が実質無利子で利用できます。

すでに融資を受けている、またはこれから融資の申込を検討している場合は、この制度にも忘れずに申し込むようにしましょう!

特別利子補給制度の対象

利子イメージ

特別利子補給制度の対象となるケースを表にまとめたので、ご覧ください。

個人事業主
※フリーランスを含む
特に要件なし
小規模企業貸付の申込を行った際の最近1か月、その翌月又はその翌々月の売上高が前年又は前々年の同期と比較して15%以上減少している方
中小企業など貸付の申込を行った際の最近1か月、その翌月又はその翌々月の売上高が前年又は前々年の同期と比較して20%以上減少している方。
新型コロナウイルス感染症特別利子補給事業について|中小機構

ご自身の事業が小規模企業か中小企業のどちらに該当するかは、従業員の数によって決まります。

業種ごとに定義が異なりますので、以下の【別紙2】申告書A2枚目のPDFファイルを参考にしてください。

申告書A(業歴1年1か月以上の法人の方)|中小機構

特別利子補給制度の申請方法

利子補給制度の流れ
新型コロナウイルス感染症特別貸付に係る特別利子補給制度
申請の手引き|中小機構

特別利子補給制度の申請の申込用紙は、融資を申し込んだ金融機関から郵送で届きます。

郵送で届くのは、以下の4つの書類と封筒です。

  • 特別利子補給助成金交付申請書及び請求書
  • 【別紙1】誓約・同意書
  • 【別紙2】申告書
  • 事務局宛て専用封筒

なかでも、「特別利子補給助成金交付申請書及び請求書」だけは紛失したり書き損じてもネットからダウンロードはできないので、注意しましょう。

そして、【別紙2】申告書はA、B、C、Dの4種類があります。

法人事業者か個人事業者か、業歴が1年1か月以上かそれ以下かによって記入する用紙が異なります。

記入見本もそれぞれありますので、ご自身にあった申告書に記入しましょう。

申請書はこちらから

全ての書類に記入したら、あとは同封されている専用封筒に入れてポストに投函するだけです。

その後、特別利子補給制度の事務局が、以下の2点を確認します。

  • 交付の要件を満たしているか
  • 内容に不備がないか

交付が決定した場合、「特別利子補給助成金交付決定通知書」という通知書が郵送で届きます。そのなかに実際いくら支払われるか記載されていますので、大切に保管しましょう。

残念ながら要件を満たさないということになった場合も、その旨が通知されます。

計算された利子分は一括で振り込まれますが、その使用用途はあくまで利子返済分へ充てる分に限られます。他の用途には使用しないようにしましょう。

特別利子補給制度はオンライン申請もできます!

オンライン申請も可能です。手順に沿ってやっていきましょう。

まずは、メールアドレスを登録して、確認メールが届いているかを確認します。

確認メールに沿って、進めていきます。

パスワードなどを入力すると、本登録が完了します。

申請フォームに進んでいきます。

申請フォームの項目に沿って進めていくことがオンライン申請ができます。

特別利子補給制度を活用して融資の返済を身軽に!

頑張る女性

事業を行う際には、まとまった資金が必ず必要です。

そして、まとまった資金を手にするには、融資に頼ることもあるでしょう。

まして、新型コロナウイルス感染症の影響を受けた状況で、「新しい生活様式」にも対応していかなければいけない状況では、借りられるものは借りておいて損はありません。

通常、融資の返済をする際に利子も合わせて返済しなければなりません。しかし、この制度を活用すれば、実質無利子で今必要な資金を手にできます。

  • すでに融資は受けているが、まだ特別利子補給制度は申し込んでいない
  • これから融資を考えているけれど、利子がかさむのは困る

という場合は、ぜひこの記事を参考に、特別利子補給制度に申し込みしていただければ幸いです。

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