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    創業融資を金融機関に借りる!順番と注意すべき点とは?

     2020/01/07 創業融資  
    商談をしている女性の写真

     

    起業を考えるときに、まず悩むのが資金についてではないでしょうか?

     

    今は1円の資本金でも会社設立ができる時代ですが、

    さすがに手元資金がない状態で起業する人はほとんどいないでしょう。

     

    十分な自己資金があれば問題ないですが、

    多くの方が融資での資金調達を検討すると思います。

     

    では、一体どこから借りるべきなのでしょう?

     

    ◆一番借りやすい融資の種類は?

     

    起業する人が初めてお金を借りるときに一番多く利用されているのが、

    政府100%出資の日本政策金融公庫です。

     

    確かに日本政策金融公庫では、起業する人を応援するための制度が用意されているため、

    一般的に最初に申込みを勧められる機関です。

     

    しかし、創業者向けの融資は、公庫以外でも受けられるのをご存知でしょうか?

     

    融資を受ける理想的な順番とは

     

    融資を受けやすいのは公庫ですが、実は最初に借りる機関としては、

    必ずしもベストな機関とはいえません。

     

    お金を借りる機関として、理想的な順番とは、

    (1)民間金融機関のプロパー融資

    (2)信用保証協会の保証付き融資

    (3)日本政策金融公庫の通常融資

    (4)マル経融資

    です。

     

    まず、それぞれの融資制度について簡単にご紹介します。

     

    ≪銀行等の融資≫

     

    銀行等の融資は2種類あります。

     

    プロパー融資・・・直接銀行が融資

              保証料は発生しない

              保証人が必要(その分ハードルが高い)

     

     

    保証付融資・・・信用保証協会が保証人になってくれる融資

             保証料が必要

     

    ≪日本政策金融公庫の融資≫

     

    公庫には、創業者向けに以下の制度を用意しています。

    ・新規開業資金

    ・女性、若者/シニア起業家支援資金

    ・再挑戦支援資金(再チャレンジ支援融資)

     

    いずれも無担保・無保証で融資が受けられ、民間と比べて金利が低く設定されています。

     

    ≪マル経融資≫

     

    商工会議所や商工会で、経営指導(原則6ヵ月以上)を受けた小規模事業者が、

    無担保・無保証人で融資を受けることができる国の制度です。

     

    申込みは商工会議所等にしますが、融資自体は日本政策金融公庫が行っています。

     

    商工会議所等の経営指導員が、手続き等のフォローをしてくれますので、

    比較的スムースに融資が行われます。

     

    ◆審査が厳しいプロパー融資を優先させる理由

     

    開業まで時間がなく、どうしてもいい結論を早く出したいというケースであれば、

    公庫に申し込むのもやむを得ないと思います。

     

    しかし、逆に時間的に余裕のあるケースは、

    民間金融機関のプロパー融資に申し込む方がよい場合があります。

     

    公庫や信用保証協会は、国の政策により、積極的に中小企業に対して

    融資を行うことを方針としていますので、

    少々難しい案件でも審査が通りやすい傾向にあります。

     

    一方、民間金融機関は、貸し倒れが生じた場合などは自社の収益に大きく影響しますので、

    どうしても融資審査が厳しくなります。

    それだけに、融資が通りにくい。

     

    創業間もない事業者に保証人なしで融資をするのは、

    銀行等にとってはリスクが高いのです。

    特に追加の融資に対しては、各金融機関は返済能力の心配から慎重になります。

     

    一般に、審査の厳しいものが通れば、易しいものはより通る可能性が高いといえます。

     

    そこで、借りづらい機関から先に融資を受けることで、

    その後さらに資金が必要になった場合に、

    より融資を受けやすい公庫という「余力」を残す方法をとります。

     

     

    つまり、リスク回避のためにプロパー融資を優先させるという一種の戦略です。

     

    反面、一旦金融機関との間に信頼関係を築くことができれば、

    ⾃社が本当に困った時に助けてもらえます。

     

    1 つ(出来れば 2 つ)は、懇意にしている民間金融機関を作っておくと、

    いざというときに安心です。

     

    ◆保証付き融資はどんなときに利用すべき?

     

    信用保証協会の保証付き融資は、民間金融機関との関係がそれほど親密でない場合に利用します。

     

    保証協会が融資金額の 8 割〜10 割を保証してくれますので、

    金融機関にとっては、リスクを押さえることができます。

    そのため、ある程度難しい案件でも対応してもらえます。

     

    ただし、信用保証協会の保証付き融資は、貸付担当者などの裁量によるところも大きいのが現実です。

    提出書類等から問題があると判断された場合は、融資を受けることが難しくなります。

     

    ◆最後に

     

    公庫で融資を受けることができない場合は、より審査が厳しい民間の金融機関からは

    借入れができない可能性が高いです。

     

    事業を続けるには、先を見越すことがとても大事です。

     

    ですから、金融機関からお⾦を借りるときは、

    (1)民間金融機関のプロパー融資

    (2)信用保証協会の保証付き融資

    (3)日本政策金融公庫の通常融資

    (4)マル経融資

    という順番がよいのです。

     

    一般的に民間の金融機関のプロパー融資では、融資実行までの期間が長いことが多いです。

     

    まずは、資金的に余裕のあるときに、事前にお近くの民間金融機関にて、

    プロパー融資での借入れの準備をしておくとよいでしょう。

     

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