最大200万円もらえる!令和4年度小規模事業者持続化補助金

小規模事業者持続化補助金の申込が始まっているのをご存じでしょうか。
今年度は、特別枠が追加され対象となる事業者が増えていますので、以前は申込しなかった方も対象となる可能性があります。
直近の締め切りは2022年6月3日までです。申込を検討されている場合は今回の記事を参考にしていただければ幸いです。
小規模事業者持続化補助金とは

小規模事業者持続化補助金とは、小規模な事業者が販路の開拓や生産性向上の取り組みを行うための資金を補助するものです。
例年行われているものではありますが、今年度は通常枠の他に新たに特別枠が5つ加わり申込できる範囲が広がっています。
この補助金に採択されることで、最大200万円受け取ることが可能です。
これから紹介する内容がご自身の事業と合致していると感じたら、ぜひ申込してみましょう。
補助率、補助上限額

まず、通常枠の小規模事業者持続化補助金について解説します。
補助となる経費の上限と内訳は、以下の表の通りです。
通常枠は最大50万円までが補助の対象です。
類型 | 通常枠 |
---|---|
補助率 | 2/3 |
補助条件 | 50万円 |
そして対象となる経費は、以下の項目です。

例えば、新しく事業内容を紹介し販路開拓をする公式サイトの作成に30万円経費がかかった場合、
30万円 ÷ 2/3 =20万円
で20万円補助されます。
新設された特別枠とは

インボイス制度の開始や働き方改革、被用者保険の適用拡大、賃上げなど、経営者にとって取り組まなければならない課題が山積しています。
そのような課題に取り組む事業者を応援するために、今年度は以下の5つの特別枠が設けられました。
- 賃金引上げ枠
- 卒業枠
- 後継者支援枠
- 創業枠
- インボイス枠
ただし、この特別枠はどれも通常枠の条件である「販路開拓の取り組み」を行っていることは必須条件です。
どれも事業を行う方には当てはまる項目ですので、順に詳しく解説していきます。
賃金引上げ枠

賃金引上げ枠は、補助事業の終了時点で地域の最低賃金より30円以上引き上げた事業者に対し助成する枠です。
この枠では、最大200万円まで助成され、赤字事業者の場合は補助率の引き上げがあります。
類型 | 賃金引上げ枠 |
---|---|
補助率 | 2/3 ※赤字事業者は3/4 |
補助条件 | 200万円 |
卒業枠

卒業枠は、販路を開拓し小規模事業者の枠を超えて卒業する事業者を助成するものです。
小規模事業を卒業する条件は、雇用する従業員の人数が補助事業終了時点で
- 商業・サービス業(宿泊業・娯楽業除く)は6人以上
- サービス業のうち宿泊業・娯楽業は21人以上
- 製造業その他も21人以上
になっていると当てはまります。
類型 | 卒業枠 |
---|---|
補助率 | 2/3 |
補助条件 | 200万円 |
後継者支援枠

後継者支援枠は、将来的に事業を引き継ぐ予定があり、アトツギ甲子園のファイナリストになった事業者を助成する枠です。
アトツギ甲子園とは、中小企業者が行うイベントで、中小企業の後継者が新規事業のアイデアをプレゼンして競います。
詳しい内容は、以下の公式サイトから確認できます。
事業承継予定者限定!ピッチコンテスト「アトツギ甲子園」 (atotsugi-koshien.go.jp)
類型 | 後継者支援枠 |
---|---|
補助率 | 2/3 |
補助条件 | 200万円 |
創業枠

創業枠は、産業競争力強化法に基づいて認定市区町村が行う「特定創業支援等事業」の支援を受け、過去3年以内に開業した事業者が対象の枠です。
類型 | 創業枠 |
---|---|
補助率 | 2/3 |
補助条件 | 200万円 |
インボイス枠

インボイス枠は、2021年9月30日から2023年9月30日までの間で一度でも免税事業者が、適格請求書発行事業者(インボイス事業者)へ登録した場合に助成される枠です。
インボイス制度については、下記の記事で詳しく解説しているのでぜひご覧ください。
インボイス制度とは?個人事業主向けの対策をわかりやすく解説! |
類型 | インボイス枠 |
---|---|
補助率 | 2/3 |
補助条件 | 100万円 |
補助金の対象者

小規模事業者持続化補助金の対象者は、まず雇用している従業員の数によって決まります。
業種 | 雇用している従業員数 |
---|---|
商業・サービス業(宿泊業・娯楽業除く) | 5人以下 |
宿泊業・娯楽業 | 20人以下 |
製造業その他 | 20人以下 |
なお、個人事業主・法人・特定非営利活動法人が対象です。
また、以下の3つの条件もクリアしている必要があります。
1. 資本金又は出資金が5億円以上の法人に直接又は間接に100%株式保有されていないこと(法人のみ)
2. 確定している(申告済みの)直近過去3年分の「各年」又は「各事業年度」の課税所得の年平均額が 15億円を超えていないこと
3. 本補助金の受付締切日の前10か月以内に、持続化補助金(一般型、低感染リスク型ビジネス枠)で採択されていないこと
引用:R1補正・R3補正小規模事業者持続化補助金〈一般型〉ガイドブック (jizokukahojokin.info)
特に持続化補助金を直近で申し込んでいる場合は、対象にならないので注意しましょう。
申請方法

小規模事業者持続化補助金の申請は、WEB申込か郵送で行います。事業所に持ち込むことはできないので、注意しましょう。
WEBから申し込む場合は、jGrants(Jグランツ)から行います。なお、申請に必要なgBizIDプライムの登録には、数週間かかりますので、早めに登録しておくことをおすすめします。
登録方法は、下記の記事で詳しく紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
【補助金申請に必要】gBizIDプライムの取得方法や申請書類を分かりやすく解説!
申請に必要な書類は下記のPDFや公式サイトに記載があります。
小規模事業者持続化補助金<一般型>応募時提出資料・様式集(PDF)
小規模事業者持続化補助金(一般型) (jizokukahojokin.info)
上手に活用しましょう

今年度はさまざまなケースに対応できる特別枠が追加されており、対象となる事業者の幅が広がっています。
今回紹介した中でご自身が対象となる枠があれば、ぜひ申込してみましょう。
しかし、申し込む際にはたくさんの書類を用意しなければならずお困りになることもあるかと存じます。
そのような場合には、弊社でもサポートしておりますので、お気軽にご相談ください。