【金融機関】人事異動は融資に影響する?パイプ作りを強化

金融機関との良い関係を少しずつ作っていけば、いざ創業融資を申請したいと思った時に、希望が通りやすくなります。
ですが金融機関の人事異動は、アプローチに大きな影響を与えますので、良い機会と考えて、しっかりパイプ作りをおこなっていきましょう。
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アプローチする金融機関を見極めよう

事業の規模によっては、自分で用意した自己資金だけで事業を始められる人もいますが、金融機関からの創業融資で、事業の運転資金を援助してほしいと考える創業希望者も多いですよね。
そのため「金融機関としっかりした繋がりを作りたい」と考えている創業者は多いのではないでしょうか。
どの金融機関でも対応は同じ?

お住まいの地域によっても変わってきますが、金融機関によっては、ご挨拶に伺っても、ドライな対応をされることもあります。
ですので、これからおこなう事業内容も考慮しながら、自分たちに合った金融機関に対してアプローチをすることが大切です。
どの金融機関と繋がるといい?

金融機関には、下記のようにスタンスが異なる金融機関があります。
- 地域密着型…信用金庫・信用組合・第二地方銀行
- 大企業向け…都市銀行・地方銀行
都市銀行や地方銀行とのつながりを作りたいと考えて、アプローチをしてもいいのですが、ドライな対応をされる可能性もあります。
なぜならば、すでに大きな企業や事業者との繋がりがあるため「積極的に新規開拓をおこなう必要はない」と、考える傾向があるからです。
これから始める事業が、地域密着型で横のつながりを重視する事業の場合は、地域密着型の信用金庫や第二地方銀行と仲良くなることをおすすめします。
その理由として、地域密着型の金融機関は、地域のつながりを大切にしているため、金融機関からの紹介で、経営者同士のつながりを作れる可能性があるからです。
地域に根差した事業を展開したいと考えている創業希望者は、地域密着型の金融機関とつながりを持つことを検討してみてください。
同じ金融機関の支店でも支店長次第で対応は大きく変わる

金融機関では、数年ごとに人事異動があります。
そのため、今まで懇意にしていた支店長が、他の支店に異動したため、再び新しい支店長とお話をしなければ…というパターンもあるのです。
経営者側からすれば、金融機関に人事異動があっても、金融機関の対応は変わらないだろうと、考えるかもしれません。
ですが、支店長が変わったことで、支店の雰囲気だけでなく経営方針や融資に対する取り組みも変わります。
金融機関の支店長が変わるときの変化は?

一番分かりやすい変化は、経営者が支店に行った時に、支店長に会えるかどうかです。
もしも、今まで気さくに支店長と挨拶を交わしていた場合、今後もその関係が引き継がれると思われるかもしれません。
ですが支店長が変わり、挨拶に伺っても、下記の対応をされる可能性もあります。
- 支店長となかなか会えず、顔を合わせて挨拶ができない
- 支店長の不在が続き、事業内容や状況の説明ができないので書類を渡すだけ
- 面と向かって話をしても、興味がない様子が伝わってきた
支店長にもなかなか会えず、会えたとしてもあまり興味の無いような対応をされたら、ちょっと落ち込んでしまいそうですが、ここで諦めてはいけません。
金融機関の支店長が変わることで良い方に変わる可能性がある

支店長が他の支店に移動になり、新しい支店長が来たことで、良い方向に変わることもあります。
以前は支店長に直接会うことができなかった場合でも、新しい支店長が着任された時には、会える確率が高くなる傾向があるからです。
新しい支店長の考え方次第ですが、積極的に地域に溶け込もうと考える支店長の場合、直接、事業に関するお話ができるチャンスかもしれません。
ですので諦めずに、金融機関と良い関係を作れるように行動していきましょう。
金融機関の支店長の人事異動はどの時期?

金融機関の支店長の人事異動の時期は、いつごろなのか気になりますよね。
金融機関は、4月と10月が人事異動の時期です。
もしも前回の訪問から半年ほど経っている場合は、もしかしたら人事異動により新しい支店長が着任している可能性もあります。
金融機関の人事異動のタイミングをあわせた「再訪問」がチャンス

人事異動は支店長だけではなく、融資の責任者である「融資担当役席」も、数年おきに異動があります。
融資担当役席の異動があれば、融資に対する姿勢にも変化があるかもしれません。
なので支店長だけでなく融資担当役席にも、しつこくない程度にアプローチを続けて行きましょう。
まとめ

毎年、4月や10月は、金融機関で人事異動がおこなわれる時期でもあります。
人事異動があると、支店長や融資の担当者も変わる可能性が高くなりますので、もしも、以前にしつこくアプローチをしてしまい「失敗した」と感じている経営者も、この時期はチャンスです。
「以前、金融機関に断られたし、もう嫌われているから、アプローチしても…」とあきらめる前に、支店の雰囲気が変わる人事異動の際に、もう一度訪問していきましょう。
そして「金融機関に信頼されるための具体的なアプローチ方法」で、自分たちの事業を継続・発展させるために、しっかり事業内容をアプローチしていきましょう。
ですが、しつこいアプローチは、あまり良い印象を与えませんので、専門家のアドバイスを受けながら、ちょうどよい距離感で、金融機関と良い関係を作っていきましょう。
