コロナ対策!持続化補助金の申請書類これでまるわかり!
2020年9月現在、小規模事業者向けの持続化補助金の募集がされています。
申請を検討しているものの、「公募要領がわかりづらい」「準備した書類が問題ないのか不安だ」と感じることもあるのではないでしょうか。
この記事では、小規模事業者持続化補助金の申請書類の種類や、そのルールについてわかりやすく解説します。
抜け漏れなく確実に補助金の申請をするために、ぜひご一読ください。
小規模事業者持続化補助金とは?
小規模事業者持続化補助金とは、小規模事業者が行う販路開拓といった取組の経費の一部を補助するものです。
従来の一般型に加えて、2020年は新型コロナウイルス感染症の影響を乗り越えるために前向きな投資を行う事業者にむけて、コロナ特別対応型も設定されています。
二つの型の違いの一つは補助金の上限額です。一般型の補助額が最大50万円までなのに対して、コロナ特別対応型は最大100万円まで補助を受けることが可能です。
さらに感染防止対策を行うための事業再開枠を申請すれば、追加で50万円の補助を受けられます。
ご自身がどちらの方で申請するのが良いのかわからない場合には、日本商工会議所のホームページに「早わかりチャート」があります。そちらでも確認できるので、ご活用ください。
これでばっちり!申請書類一覧
申請書類の準備は、補助金申請の山場ともいえます。
書類が不足していたり、公募要領の申請ルールを守れていなかったりすると、審査をしてもらえず、不合格になってしまいます。
抜け漏れのないように、しっかり準備しましょう。
補助金を申請するにあたって必要な書類を表にまとめました。
一般型とコロナ特別対応型で申請書類が異なる部分があります。ご自身が申請する型に合わせて準備してください。
指定されている申請書のほか、個人の場合は確定申告書類、法人の場合は貸借対照表と損益計算書の提出が求められます。
申請書類については用紙サイズはA4で統一し、左上一か所をクリップ止めするよう指定されています。
ホチキス不可と決まっていますので、誤って使用しないようにしてください。
電子媒体はCD-RやUSBメモリなどを用意し、指定された申請書類のデータを保存して提出します。
保存する際のファイル名は公募要領の指定がありますので、注意が必要です。
下の図のように様式ごとにファイルをわけ、わかりやすく名前をつけて保存しましょう。
実際に準備する際には最新版の公募要領を確認し、ご自身の申請に合わせて書類を準備してください。
次は提出の際に気になる、細かい部分の疑問を解消していきましょう。
これで安心!郵送の際のポイント
申請の際には、経営計画書などの内容をしっかり書くことが大切です。
しかし、細かいルールをきちんと守れていないと、せっかく作成した書類を見てもらえず、不合格になってしまう可能性があります。
「このルールにはどう対応したらいいの?」という質問に対する回答をまとめました。
Q.プリントアウトは、カラーと白黒どちらがよいですか?
→どちらでもOKです。内容がわかれば大丈夫なので、文字や写真がつぶれていないかはご確認ください。用紙サイズはA4サイズに統一してください。
Q.用紙の左上一か所で留めるクリップは、どんな種類を使えばよいですか?
→書類がばらばらにならないようにするためなので、クリップであれば、ゼムクリップでもダブルクリップでなんでもかまいません。ホチキスはNGなので使用しないように気を付けてください。
Q.郵送方法は何がよいですか?気を付けることはありますか?
→郵送方法はレターパックなど、追跡できるものがおすすめです。補助金事務局からは書類が届いたかどうかの通知はきません。追跡できるものなら無事に届いたかどうかを確認できるので安心です。
また封入する際は、クリップ留めした書類一式と電子媒体をまとめてクリアファイルに入れ、それを封筒に入れるようにします。申請書類がシワになったり、電子媒体がばらばらになってしまったりすることがないので、おすすめです。
締切を1日でも過ぎると受け取ってもらえないので、期日に余裕をもって提出しましょう。
Q.送付時の封筒に「〇〇型 応募書類在中」と書くという指示ですが、どのように書けばいいですか?
→目立つように書くと指示があるので、赤ペンなどで書くのがよいでしょう。
最後に、日付や役職などの記入漏れ、印鑑の押し忘れがないかなど、封入前に再度確認してください。
最新版の公募要領を確認して万全の準備を!
小規模事業者持続化補助金の申請書類と準備の際に気をつけるルールを解説しました。
公募要領は更新される場合があります。申請する際には、必ず最新版の公募要領を確認してください。
抜け漏れがないようにしっかり準備と確認を行い、合格を勝ち取りましょう!